5月11日(土)ワンオラクル
Cup 8: Indolence 心の空しさ
空はどんよりと暗く、沼地のような地面には穴が空いています。
カップを支えている台も弱々しく、カップにはヒビが入っています。
上のカップと下の中央のカップはカラカラで、真ん中の段のカップにだけ、
病気の蓮の花から弱々しく水が注がれています。
このカードを見て良いイメージを持つ人はいないでしょう。
このカードは、前のカードCupの7の安易なものにエネルギーを注ぎ込み過ぎる習慣が続いた結果、
病的に意地をはる空しさや感情的に怠惰になってきている様を表しています。
気ままにやりすぎてしまったこと、
分をわきまえず、いい顔をしたくて与えすぎてしまったこと、
ダメだと分かっていながらやめられなかったことなど、
自分の怠惰な結果が心の空しさとして現れてきてしまいました。
ですが、よく見ると、地平線の向こうにかすかに光が差しているのが分かりますか?
これは今までとは全く違う別の方向から新しい可能性が現れることを示唆しています。
人生が突如にガラッと変わる予兆です。
それは、自分のこれまでの考えや方法を変える必要性に気がついてきたからかもしれません。
今日は勇気を出して、今の生活と心の習慣を変えるようにと、タロットが伝えています。
そうすれば新しい地平線の向こうから思ってもいないようなチャンスがやってくるでしょう。
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